- Integration
DNPスポーツ情報管理サービスを提供
各種スポーツ団体の会員管理などの業務効率化を支援する
公益財団法人日本ハンドボール協会様、公益財団法人日本陸上競技連盟様、などスポーツの団体
DNPはスポーツ競技団体の会員管理などの業務を効率化し、競技大会の開催・運営などの事業拡大を支援する「DNPスポーツ情報管理サービス」を2020年12月に開始しました。本サービスは、会員登録や会費の管理、大会の申し込み受付、資格の告知および申請・登録など、スポーツ競技団体の運営に必要なさまざまな機能を一括して提供します。2021年春に利用が開始され、現在まで公益財団法人日本陸上連盟、公益財団法人日本ハンドボール協会など7つの競技団体、11のスポーツで採用されています。
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- 大規模な設備投資が必要ないSaaS型サービス
- 本サービスは、ソフトウェアの機能をネットワーク経由で利用するSaaS(Software as a Service)で提供するため、導入団体は、サーバ等の機器や機能開発などの大規模な初期投資が不要です。今後もフォトギャラリーや電子チケットなど、各種機能の拡張や他社サービスとの連携を予定しています。
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- 複数のスポーツ競技団体や支部の会費徴収・入金の負荷を軽減
- 本サービスは、各スポーツ競技団体の都道府県や市区町村ごとの支部など、複数の組織を一括して扱い、会員登録や会費徴収、団体・支部別の会員管理などを行うことができます。各団体は、会員に個人IDを登録してもらうことで、生涯にわたって会員一人ひとりに対して競技記録の管理や競技大会情報の提供など、さまざまなサービスを行うことができます。
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- スポーツ競技の新たなファン創出や拡大も支援
- DNPは、本サービスと連動して、スポーツ競技団体が開催する大会やイベントと連動したオリジナルグッズの制作・販売など、新たなスポーツ関連ビジネスの拡大を支援します。会場で撮影した写真のプリント販売や写真を使ったグッズ制作などができる「クラウド型画像販売ソリューション Imaging Mall®」など、競技会員やファンに向けて付加価値の高いサービスを提供します。
システム全体イメージ図
画面イメージ
お客さまの課題
「会員登録・会費徴収などの各種業務負荷の軽減を図りたい」
「各スポーツ団体と会員とのコミュニケーション強化を図りたい」
日本政府は、“1億総スポーツ社会”を掲げ、スポーツ参画人口の拡大と「スポーツの成長産業化」を目指しており、スポーツ関連市場が2025年までに15.2兆円に拡大すると見込んでいます。また、シニア層を中心とした健康寿命への意識の高まりや、各種スポーツの国際大会における日本人選手の活躍などにより、スポーツに対する興味・関心が高まっています。そのなかで、スポーツ競技の各団体は、競技人口の拡大や普及・振興、競技力の向上を目指して競技者の支援に力を入れています。それにともない、会員登録や会費の徴収、大会等への参加申し込みや試合記録の管理など、各種業務負荷の増大が課題となっています。また、会員への競技大会情報の通知等が充分に行われないことも多く、会員とのコミュニケーションを強化したいという要望もありました。こうした課題に対してDNPは、スポーツ競技団体の運営に必要な各種業務をシステム化し、競技人口の拡大などを支援する「DNPスポーツ情報管理サービス」を開発しました。
お客さまの声
- 公益社団法人日本ハンドボール協会 湧永寛仁会長からのメッセージ
この度、大日本印刷株式会社様のご協力のもと、日本ハンドボール協会は、来年の春から「新会員登録システム=マイハンドボール」の運用を開始することとなりました。この新システムは、ハンドボールに携わる「する」「観る」「支える」の全てのハンドボールファミリーへ、より多くのハンドボールを楽しむ価値を届けることができる仕組みと考えています。これからの日本ハンドボールの基軸となるシステムになると思っています。この新システムを通じて、多くの方へハンドボールの楽しさに触れていただける環境を提供できれば幸いです。