ライオン株式会社様の新オフィス向けデジタルコンテンツを制作
- Integration
- Experience Design
案件概要
ライオン株式会社様の新オフィスに導入するデジタルコンテンツを導入することとなった。新オフィスで活動される社員の皆様や来館されるお客様などに向けて、会社の取り組みやパーパスを伝える上で、どのような体験価値を提供するか、コンテンツ企画やUX設計、画面デザイン、プログラミング、機器設計までを行なった。
クライアントの課題
- 体験価値の向上
- 今回のコンテンツを設置する場所として、これから会議をされるお客様の待合スペースや簡単なミーティングスペースとなっており、コンテンツを長時間触ってもらえる場所ではないため、コンテンツの内容も遠目から視認でき、自然と興味を持ってもらえるようなものにしたい。
- コンテンツの更新
- 会社の取り組みや製品情報など、多くの情報が更新されていくため、コンテンツの更新や調整が可能な作りにしたい。
当社のアプローチ
- 2つの閲覧モード
- 今回は大型モニタ3面と、その脇に操作用の小型タッチパネルモニタを使用する機器構成は決まっていたので、コンテンツの設置場所やコンテンツの特性を考慮し、体験を認知・感性的観点から整理しコンテンツ設計を実施。ビジュアルの複数パターンを大判プリンタで実寸出力したものを使って体験イメージをシミュレーションした。その結果、通常はランダムでコンテンツが選択されて様々なコンテンツが自動再生される『Autoモード』と、気になった人がタッチパネルで実際に操作して情報を深掘りすることが可能な『Manualモード』の2つのモードでコンテンツが閲覧できる体験の設計をした。
- 画面設計
- コンテンツの内容として、ライオン様の取り組みや企業情報、製品情報など、複数のカテゴリとそこに紐づく多数のコンテンツが存在している。多くの取り組みをやっていることと、ライオン様がどこをよりお客様に伝えたいか、お客様が見て楽しい、かつ興味を惹かれる画面デザインと演出を意識した。
- コンテンツの更新
- コンテンツのデータは外部ファイルで管理する設計として、外部ファイルの更新ツールも開発した。
効果・成果
- 新オフィスにおける情報発信
- 今回実装した『Auto』モードによってインタラクティブなコンテンツながらも、自動でコンテンツが再生されることで、ライオン様の様々な取り組みについて発信することが可能となった。オフィス2Fの会議室への動線に設置されているため、今後多くのお客様にコンテンツを見ていただけることが期待される。
- コンテンツの更新
- 更新ツールを利用して、ライオン様でコンテンツ更新ができるようになったため、新しい取り組みや新商品発売などのタイミングでスピード感のある対応が可能となった。