DNP図書館向けUHF帯システム

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案件概要

大日本印刷傘下である丸善雄松堂・図書館流通センターは、公共・大学図書館をはじめとした全国の図書館で、図書館運営のアウトソーシングを展開しております。長年培った両社のノウハウと大日本印刷の開発した蔵書用ICタグの技術を融合し、図書館業務の効率化に高い効果が得られる製品を開発しました。

クライアントの課題

  • 蔵書点検(資料の棚卸)に多大な時間がかかる。
  • 誤った棚に戻された資料を探せない、探すのに時間がかかる。
  • カウンターで1冊ずつ貸出手続きを行うのに時間がかかる。
  • 資料を不正に持ち出される。

当社のアプローチ

  • 蔵書用ハンディターミナルで資料に貼付したICタグを読み取ることで、蔵書点検及び資料探索にかかる時間を削減する。
  • 自動貸出返却機により、利用者様自身に貸出・返却を行って頂ける環境を用意する。
  • カウンターにICタグ読み取り装置を設置し、貸出手続きを複数冊まとめて行うことを可能にする。
  • セキュリティゲートを設置し、貸出手続きが行われていない資料の通過をLEDランプや音で警告する。

効果・成果

  • 蔵書点検に関して、バーコード運用からICタグ運用に変更し管理の手間とロスを省き、業務の正確性が高まった。
  • カウンターで貸出手続きを行う煩雑さの解消や、趣味嗜好をスタッフに知られることなく借り出せる秘匿性が評価され、図書館の利用者数増加につながった。
  • カウンターにスタッフを常時配置する必要がなくなり、資料の購入、配下といった管理業務に多くの時間を割けるようになった。

その他

利用者様が直接操作される自動貸出返却機は、ユニバーサルデザインを採用し、また複数の言語に対応することで、障害の有無や年齢、性別、人種などによらず、たくさんの人々が利用しやすい製品になっております。

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