トヨタのモビリティ体験型テーマパーク「メガウェブ」の館内案内サイネージを製作
- Integration
- Experience Design
案件概要
トヨタの“見て、乗って、感じる”モビリティの体験型テーマパーク「メガウェブ」の館内案内サイネージをリニューアル。テーマパーク全体で掲げるデザインコンセプトを基に、コンテンツのUX設計と画面デザイン、サイネージの利用状況に応じて改善を行えるように環境の改善までを行った。
クライアントの課題
- 更新性の向上
- 既存の館内案内コンテンツはアプリケーションとして作成されていたため、コンテンツを更新する際に改修費が発生するためフレキシブルに対応することが難しかった。また、コンテンツの改修には専用のプログラム知識が必要なため、運用を担当しているチームで対応することが困難な状況であった。
- コンテンツの利用状況の把握
- サイネージの操作状況はログとしてサイネージの端末に記録される。ログを閲覧するためにはサイネージ端末を直に確認する必要があったため、作業負荷が高かった。
当社のアプローチ
- UX改善
- 既存のコンテンツでは、様々な切り口でコンテンツを検索できることと引き換えに、重複した画面も多く画面数が肥大化していた。必要な情報をスピーディに得ることができるように、コンテンツ全体の設計と画面構築を行った。
- 更新性向上
- DNPのサイネージシステム「SmartSignage」を活用し、ネットワーク上からコンテンツの更新を可能とした。コンテンツはHTMLで制作することで、運用チームがコンテンツを更新することができるので、こまめなコンテンツ改善ができるようにした。
- コンテンツ利用状況の把握
- サイネージの操作ログをオンラインシステムに蓄積させることで、得意先担当者や運用チームがコンテンツ利用状況を素早く行えるようにした。
効果・成果
- UX向上
- 館内7箇所に設置されたコンテンツにより、館内の自分の位置や目的地の場所が理解しやすいコンテンツとして多くのユーザーにご利用頂いている。
- コンテンツの更新性向上
- 待機画面で表示するイベント情報はサイネージのシステムから更新ができるように設計。運用チームによりリアルタイム性のある情報提供が可能となった。
- ログ解析によるコンテンツ利用状況の把握
- ユーザーの操作ログから解析したデータにより、コンテンツの改善案や優先度について検討することが可能となった。